名古屋市中区鶴舞の痛みの少ない歯医者さん
診療時間 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 |
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9:00~12:30 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | × |
14:00~17:30 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ◯ | × |
休診日:日曜、祝日
赤ちゃんは、お口の中に虫歯菌を持たずに生まれてきます。
虫歯菌は、日常生活をともにするご家族など、身近な大人から知らず知らずのうちに赤ちゃんに感染してしまうものです。特に、赤ちゃんと接することが一番多いお母さまが、お子さまに虫歯菌を移してしまう原因になることが多いと言えます。
お子さまを虫歯から守るため、当院では0歳から始める虫歯予防をおすすめしています。
さらに近年の研究発表では、妊娠中のお母さまが歯周病にかかると、早産・流産・低体重児出産の危険性が高まることが明らかにされています。授かった赤ちゃんが健康な身体で生まれてくるように、妊婦さんは虫歯予防や治療など、ご自身のお口の健康管理の意識を高めましょう。
母親に虫歯がある子どもは、母親に虫歯がない子どもより、虫歯になる確率が高いというデータが出ています。
お母さまが虫歯菌を保有しているためにお子さまに移しやすい、または、ご家庭の生活習慣の影響など、原因は色々と考えられます。お子さまのお口の環境を健やかに保つためには、まずはお母さまが虫歯のない健康なお口の状態をキープすることが早道といえます。
お口の中の細菌は、寝ている間に繁殖します。朝起きてすぐ歯磨きをすることは、お口の中で増殖した細菌を除去できるので効果的です。
口臭予防にもなるので一石二鳥。三度の食後や、就寝前の歯みがきも行ってください。
妊娠中はつわりなどで歯みがきするのが辛い時もありますが、そういった時は「うがい」でお口の中を洗浄してください。フッ素入りのマウスウォッシュを使って、こまめに行うと効果的です。
つわりが落ち着いたら、こまめな歯磨きに戻してください。
妊娠中はホルモンバランスが変化する時期。ホルモンバランスの変化によって起こる妊娠性歯肉炎は、特に初期の妊婦さんに多い疾患です。
一般的な歯肉炎と同じように、痛みがありません。知らない間に進行してしまいやすいのが特徴です。
妊娠性エプーリスとは、良性の腫れ物で、ホルモンバランスの乱れのために歯ぐきが大きく膨らんだ状態です。産後、自然に消失するケースが多いのですが、どうしても気になるという時はご相談ください。
妊婦さんは虫歯や歯周病になりやすいものです。つわりで歯磨きが辛くなる人も多く、十分なケアができないことや、嘔吐した胃酸が歯の表面を溶かして、歯垢や汚れが歯に付きやすくなってしまうことが原因です。
赤ちゃんとお母さまの健康のために、妊娠中に必ず一度は歯科検診を受けてください。そして、歯科治療を受ける際は、最適な時期を選びましょう。
虫歯や歯周病の治療に向いている時期は、安定期(妊娠中期)です。不安定な妊娠初期は避けたほうがよいでしょう。お腹が大きくなる妊娠後期は、治療の体勢をとるだけで辛くなる妊婦さんもいますので、あまりおすすめできません。
出産して落ち着いてから・・・と思っていても、実際には赤ちゃんを育てることで忙しくなってしまい、通院の時間がとれなくなってしまいがち。安定期に入ったら後回しにしないで、まずは検診を受けるために歯科医院へ行くようにしてください。
妊娠4〜8週は体調が不安定な時期なので、慎重を要します。12週までは診査や治療計画を立てたり、歯みがきの指導を行ったりする程度がよいでしょう。
歯の痛みや歯ぐきの腫れといった、急を要する症状が出た場合は応急処置を受けて、安定期に入ってから治療を行うようにしてください。
安定期に入った妊娠中期は、お腹の中の胎児が胎盤によって安定した状態になります。
そのため、通常通りの歯科治療やレントゲン撮影、投薬も行えます。胎児や母体の状態が安定しているこの時期に、治療を行うとよいでしょう。
早産の危険性が高くなるので、妊娠後期の歯科治療は応急処置のみにしておくほうがよいでしょう。
診療台に横たわることさえ妊婦さんの身体への負担が大きくなりますので、本格的な治療が必要である場合は、出産された後で改めて治療を再開するとよいでしょう。
歯科の場合、レントゲン撮影はお口をメインで行います。そのため被ばく線量が少なく、撮影する部分は赤ちゃんがいるお腹から離れているので、特に問題ないと考えられています。
必ずX線を遮断する防護用エプロンを着けて撮影しますので、胎児への影響がほぼ無いので安心です。
基本的に、妊娠されたらお薬を飲むことはできるだけ控えるようにしてください。
しかし、医師や歯科医師が妊婦さんに処方する薬は「安全性の高さ」が認められたものだけです。心配する必要は、ほぼないでしょう。妊娠の時期や現状、妊婦さんの体質などを確認し、最も安全性が高い薬を選んで処方します。
歯科治療で使用する麻酔は、局所麻酔です。部分的な麻酔で量が少ないので、母子ともに、特に影響は心配しなくても良いと言えるでしょう。
麻酔を使用せずに痛みを我慢する方が、母体にストレスがかかってしまい、かえって危険です。
治療で用いる麻酔やレントゲン撮影などを含め、一般的な歯科治療を行うことで母乳に何らかの影響を及ぼすということはないでしょう。
万全を期したい場合は、麻酔や服薬の後は5時間くらいあけると薬が体外へ排出されますので、それから授乳することをおすすめします。
また、次のことがあれば、必ず担当の歯科医師にお伝えください。
妊娠中は、貧血や急な体調の変化が起こりやすくなっている時期です。
診察は、お身体に負担のない姿勢でリラックスして受けていただけるよう配慮します。もし、気分が悪くなったり、体調に違和感を覚えたりした場合は我慢しないで、すぐに、近くのスタッフにお伝えください。